登山雑誌「岳人」2018年1月号が110円?コスパの話をしよう
こんにちは、北海道アウトドアガイドのそらふくです。
先日、ブックオフの楽天市場店を何気なくブラウジングしていたら、登山雑誌「岳人」の2018年1月号(No.847)が110円で売られているのを発見しました。思わず「え、これ本当に?」と二度見しましたよ。
岳人といえば、日本の本格的な山岳誌として長年愛されてきた雑誌。新刊なら定価1,000円前後することを考えると、110円という価格はなかなかのインパクトです。今回はこの一冊について、北海道の登山者目線で正直にレビューしていきます。
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この号を選んだ理由・北海道登山者としての背景
私がこの本に目を止めた理由は、2018年1月号=冬山特集が濃い可能性が高いから、というシンプルな理由です。岳人は毎年1月号に冬山・雪山に関連した特集を組むことが多く、アイスクライミング、雪稜歩き、冬期バリエーションルートなど、北海道の山でも参考になる情報が詰まっていることが多い。
実際、私は毎年11月を過ぎると本格的な冬山シーズンの準備を始めます。大雪山系や夕張山地、道東の山々は10月末にはすでに積雪が始まりますし、厳冬期は気温がマイナス20〜25℃まで下がることも珍しくない。そういう環境で山に入るために、毎シーズン山岳雑誌を読み直して知識を整理するのが習慣になっています。
「古い号でも、技術的な記事は色あせない」というのが個人的な持論。とくに雪山のルートファインディングや低体温症のリスク管理といった内容は、2018年であっても2024年であっても本質は変わらない。そういう視点で、この110円という価格は”試しに読んでみる”には最高のエントリーポイントだと感じました。
実際に読んで良かった点
① 冬山・雪山情報の密度が高い
岳人はもともと山岳技術・クライミング寄りの硬派な山岳誌。ハウツー系のキャンプ誌とは一線を画す情報量で、特に冬山関連の技術記事は読み応えがあります。1月号ということもあり、雪山入門から上級者向けのルート情報まで幅広くカバーされている可能性が高い(号によって構成は異なりますが)。
② 写真・ビジュアルクオリティが高い
岳人は写真の質が高いことでも知られています。プロカメラマンによる山岳写真は見ているだけで気持ちが上がりますし、北海道の山ではなかなか行けない本州・アルプスや海外の山域を”バーチャル体験”できるのも良い点。
③ 110円という圧倒的コスパ
これは正直、最大のメリットです。新刊を買う前の「お試し読み」として、あるいは山小屋やテントサイトの暇つぶし読み物として持っていくには、110円ならまったく気を使わずに持ち出せます。雨でちょっと濡れても、テントの中でくしゃくしゃになっても、「まあ110円だし」と思えるのは精神的にも楽。
④ 山岳文化・歴史記事も充実
岳人は登山の歴史や文化を扱う記事も多く、初登記録や登山家の山行記録なども掲載されています。こういった記事は「登山という行為の意味」を再確認させてくれる読み物として、長い北海道の冬の夜に読むのにちょうど良い。
正直に言うと…気になった点・デメリット
⚠️ 中古品なので状態にばらつきがある
これは絶対に書いておかなければならない点です。中古品のため、書き込み・ヤケ・破れなどが存在する可能性があります。ブックオフの商品は一定のチェックが入っているとはいえ、110円という価格帯の商品はコンディションの保証は薄い。「読めればOK」なら問題ありませんが、コレクションとして綺麗な状態で持ちたい方には向かないかもしれません。商品ページのコンディション欄を必ず確認してください。
⚠️ 2018年の情報なので一部は古い
山岳ルートの状況、山小屋の営業情報、装備のレコメンドなどは2018年時点の情報です。最新のギアレビューやルート状況は当然更新されていませんし、廃刊になった岳人の最新情報を期待して購入するのは的外れになります。技術・文化・写真を楽しむ目的での購入がベターです。
こんな人におすすめ/こんな人には向かない
✅ こんな人におすすめ
- 岳人という雑誌を読んだことがない登山初心者・中級者(110円でお試しできる)
- 冬山・雪山登山に興味があり、読み物として情報を集めたい人
- 山岳写真・山の文化・歴史が好きな人
- テント泊や山小屋での暇つぶし読み物を探している人
- 北海道の長い冬に、山の気分を味わいたい人(私のように)
❌ こんな人には向かない
- 最新のギア情報・山行情報を求めている人
- 本のコンディションにこだわりがある人(コレクター的用途)
- 「岳人」の特定の記事・特集を目的にしている人(号の詳細な目次確認が先決)
価格・コスパの正直な評価
110円は、文句のつけようがないコスパです。
私自身、山岳雑誌はシーズン前に数冊まとめて読む派なのですが、毎号定価で揃えると結構な出費になります。中古でバックナンバーを拾っていく戦略は、北海道の山岳ファンとしてコスパ的に非常に理にかなっていると思っています。
ただし、送料との兼ね合いには注意。単品購入だと送料がかかる場合もあるので、まとめ買いや送料無料条件の確認をしてから購入するのがおすすめです。楽天市場なら購入条件をよく確認してから。
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まとめ:買うべきか?そらふくの結論
「登山が好きで、読み物としての山岳誌に興味があるなら、110円は間違いなく買い。」
これが私の正直な結論です。コレクターやガチな最新情報収集が目的の人には向きませんが、冬の夜に山の世界を味わいたい、岳人という雑誌を一度読んでみたい、という方には失うものが何もない価格。北海道の長い冬をアウトドア気分で乗り切るための”読む山行”として、手元に一冊あって損はありません。
あなたはどんなシーンで山岳雑誌を読みたいですか?テントの中?山小屋のランプの下?ぜひ教えてください。


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