ワンタッチテント(カンガルーテント)13,500円を正直レビュー|北海道アウトドアガイドそらふくの本音
こんにちは、北海道在住アウトドアガイドのそらふくです。
先日、道央の公園でお花見キャンプをしていたとき、隣のファミリーがテント設営に30分以上格闘しているのを見て、思わず手伝いに行ったことがありました。ポール迷子、シート忘れ、ペグが足りない…アウトドア初心者あるあるですよね。そんな光景を見るたびに「もっと設営が簡単なテントがあれば、アウトドアへのハードルが下がるのに」と感じていました。
今回紹介するのは、RSショップが新発売したワンタッチテント(カンガルーテント)。価格は13,500円。UPF50+のUVカット性能、一体型グランドシート、フルクローズ対応など、スペックだけ見るとかなり充実しています。北海道の短い夏を最大限楽しみたい人や、「キャンプを始めてみたいけど設営が不安」という方に向けて、良い点も気になる点も包み隠さずお伝えします。
あなたはどんなフィールドで使いたいですか?それを念頭に置きながら読んでみてください。
このテントを選んだ理由・北海道での使用シーン
北海道の夏は本当に短い。7月〜8月がキャンプのベストシーズンで、この時期は洞爺湖畔や支笏湖、富良野の丘など、最高のロケーションがずらり。でも残念ながら、道内でも6月・9月はまだ朝晩冷え込むし、夏でも急な天候変化がある。
そんな北海道で、「とにかく設営が早く、雨風にも対応できるテント」を常に探しています。登山の本格的なテン泊には別の装備を使いますが、公園でのデイキャンプやお花見、ファミリーとのグループキャンプでは「手軽さ」が最優先。このカンガルーテントは、そのニーズにピッタリな構造をしていました。
特に気になったのが一体型グランドシート。北海道の公園は地面が湿っていることが多く、グランドシートを別途持ち歩くのが地味に面倒でした。それが最初から一体になっているというのは、個人的にかなりポイントが高い。
実際に使って良かった点(正直レビュー)
① ワンタッチ構造で設営が本当に速い
名前の通り、広げてポップアップするだけ。慣れれば1〜2分で設営完了です。北海道の公園でデイキャンプをするとき、荷物を降ろしてすぐに日陰を作れるのは想像以上に快適。特に小さな子供連れのファミリーや、荷物を最小限にしたいソロキャンパーには刺さるポイントだと思います。
② UPF50+のUVカット性能は本物
「UVカット」を謳うテントは多いですが、UPF50+というのは紫外線を98%以上カットするレベルの認証基準。北海道の夏は本州ほど気温は上がらなくても、紫外線は想像以上に強い。道東や富良野の開けた草原でのキャンプでは、日差しが直撃するのでこの性能はありがたい。
③ 一体型グランドシートが地味に神
先ほども触れましたが、グランドシートが最初から縫い付けられているのは本当に助かります。地面の湿気・砂・虫の侵入をある程度防いでくれるし、何より「あ、グランドシート忘れた!」という北海道あるある事故がなくなる。コンパクトに折り畳めるので、収納時も一体型のほうがスッキリします。
④ フルクローズ対応で虫・風よけにも使える
北海道の夏といえば、そう、エゾムシ問題(笑)。特に道東・知床方面のキャンプ場では、夕方になると虫が大量に湧くことも。フルクローズできるテントは、虫よけとして非常に有効。また、北海道の夏でも夕方から風が出てくる日が多く、風の遮断ができるのもポイントです。
正直に言うと…気になった点・デメリット
⚠️ レビューゼロの新商品なので耐久性は未知数
これは買う前にしっかり認識してほしいのですが、現時点でレビュー件数ゼロの新商品です。スペックは魅力的でも、実際の耐久性・防水性がどこまで通用するかは、正直まだわかりません。個人的な経験上、1〜2万円台のワンタッチテントは、1〜2シーズンで骨格部分やジッパーが傷んでくることが多い。頻繁に使うヘビーユーザーよりも、年数回のレジャー使用がメインの方向けと考えておくと良いでしょう。
⚠️ 北海道の厳冬・雪山での使用は想定外
これは当然といえば当然ですが、このテントは3シーズン(春〜秋)のレジャー向けです。私が普段やる厳冬期の雪中キャンプや、冬の道東フィールドでの使用は完全に想定外。積雪に耐えられる設計ではないので、北海道の冬キャンパーには別の選択肢が必要です。また、強風が吹き荒れる稜線上や、本格的な登山のテン泊にも向きません。あくまでも公園・キャンプ場・デイキャンプ用途と割り切って使いましょう。
こんな人におすすめ/こんな人には向かない
✅ こんな人におすすめ
- キャンプ・アウトドア初心者で設営に不安がある人
- ファミリーやグループでのデイキャンプ・バーベキュー・お花見がメインの人
- 北海道の夏の公園・キャンプ場で手軽に日よけ・雨よけがほしい人
- ソロキャンプやベランピングでコンパクトに荷物をまとめたい人
- コスパ重視で1〜2万円以内に収めたい人
❌ こんな人には向かない
- 北海道の厳冬期・雪中キャンプをメインにしている人
- 登山・稜線上でのテン泊など過酷な環境で使いたい人
- 年間50泊以上のヘビーユーザーで耐久性を最優先する人
- すでにしっかりした山岳テントを持っていてスペックアップを求める人
価格・コスパの正直な評価
13,500円というのは、ワンタッチテントの相場感としては「やや手頃〜標準的」な価格帯。同様のスペック(UVカット・フルクローズ・グランドシート一体型)を持つ他社製品は1.5〜2万円台が多いことを考えると、コスパは悪くないと思います。
ただし、レビューゼロの新商品であることを考えると、「安心して買える」とは言い切れない部分もある。それでも、期間限定でポイント10%OFF+P5倍のキャンペーン中というのは見逃せません。楽天ポイントをうまく使えば、実質コストをさらに抑えられるので、楽天ユーザーにとってはチャンスです。
まとめ:買うべきか?そらふくの結論
「公園・デイキャンプ・レジャーメインのアウトドア初心者・ファミリーには、買いだと思います。」
正直に言うと、レビューゼロの新商品なので「100%保証します!」とは言えません。でも、一体型グランドシート・UPF50+・フルクローズ・ワンタッチ設営という機能を13,500円でまとめて手に入れられるのは、エントリー層には十分な価値があります。
私自身も北海道の短い夏をフルで楽しむために、「重装備じゃないけどちゃんと使えるテント」を常に探しています。このカンガルーテントは、洞爺湖・支笏湖・富良野などの整備されたキャンプ場でのファミリーキャンプに連れて行くには十分な実力だと感じました。
一方で、厳冬期のキャンプや登山用途、ヘビーユーザーには別の選択肢を強くすすめます。用途をしっかり絞ったうえで検討してみてください。
あなたのアウトドアデビューの相棒に、このテントはどうですか?


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