27,500円の大型2ルームテント、北海道フィールドで使ってみた正直レビュー
こんにちは、北海道アウトドアガイドのそらふく(@sorafuku_outdoor)です。
「家族4〜6人でゆったりキャンプしたい」「でも有名ブランドの2ルームテントは10万円超えでさすがに手が出ない…」——そんなファミリーキャンパーの悩み、めちゃくちゃわかります。
今回レビューするのは、430cm×300cm×200cmという堂々たるサイズの大型トンネルテントが27,500円という、ちょっと目を疑う価格帯の商品です。正直に言うと、最初は「このサイズでこの価格、大丈夫か?」と懐疑的でした。でも実際にフィールドに持ち出して使ってみると、想像とは少し違う印象を受けたんです。その本音、全部書きます。
この商品を選んだ理由・使用シーンについて
きっかけは、毎年夏に道内のキャンプ場でファミリーキャンプをする友人家族(子ども3人!)から「大きいテントを探してるけど予算が厳しい」と相談されたことです。富良野や十勝方面のキャンプ場でよく一緒にキャンプするのですが、子どもが大きくなるにつれて「寝室スペース+リビングスペース」を確保できる2ルーム構造のテントが必要になってきていました。
今回はその友人家族との夏キャンプで実際に使用し、さらに北海道の秋(10月上旬・気温が5〜10℃前後)のシーンでも使用感を確認しました。北海道のキャンプシーズンは本州より短く、気温の変化も激しい。その視点で正直にレビューしていきます。
実際に使って良かった点
① とにかく広い!前室が本当に使える
430cm×300cmという居住空間は、実際に立ってみると「でかっ!」と声が出るレベルです。最大サイズでは天井高200cmあるので、大人が屈まずに動き回れます。前室(リビング部分)には折りたたみテーブルとチェア4脚を余裕で置けました。雨天時に子どもたちが前室で遊んでいても、調理スペースが確保できたのは地味に最高でした。
② 耐水圧4500mmは正直頼もしい
キャンプテントの耐水圧の目安として「1500mm以上で一般的な雨に対応」と言われています。この商品は4500mmという数値で、北海道の突然のスコールや横殴りの雨でも、内部への浸水はありませんでした。個人的には数値を信頼するというよりフィールドで確認したかったので、これは正直ホッとしました。
③ 3サイズ展開で選べる柔軟さがいい
商品仕様を見ると、330×210×185cm / 380×260×185cm / 430×305×200cmの3サイズから選べます。ソロ〜カップルならMサイズ、ファミリーならLサイズという使い分けができるのは親切な設計です。同じ構造でサイズだけ違うので、使い勝手のイメージがしやすい点も好感が持てました。
④ カラーバリエーションが渋くていい
ベージュ・コーヒー・アーミーグリーンの3色展開。個人的にはアーミーグリーンが北海道の森の中にめちゃくちゃ馴染んで好きです。最近のキャンプ場でよくある「鮮やかすぎる原色テント」に疲れてきた方には刺さると思います。自然の中に溶け込むカラーリングは、北海道の山岳・湖畔キャンプで特に映えます。
正直に言うと…気になった点・デメリット
⚠️ 重量17kgは「設営の覚悟」が必要
最大サイズ(430cm)の本体重量は約17kg。これは正直重いです。パッキングサイズも68×26×26cmとそれなりの大きさなので、車のラゲッジスペースを確認しておくことをおすすめします。ソロや2人での設営は少し大変で、3〜4人いると楽に立てられる印象でした。徒歩キャンプやバイクキャンプでの使用は現実的ではありません。完全に「車を横付けできる場所でのファミリーキャンプ専用」と割り切りましょう。
⚠️ レビューが0件=未知数の部分がある
執筆時点でレビュー件数が0件というのは、正直に言って気になる点です。長期耐久性(3〜5年使えるか?)や、北海道特有の強風・積雪に対してどこまで耐えられるかは、まだデータが蓄積されていません。北海道の春先〜秋のキャンプには十分対応できると感じましたが、冬季の豪雪・強風下での使用については過信は禁物です。ペグダウンをしっかり行い、風が強い日は必ずガイロープを張る基本を守ってください。
こんな人におすすめ/こんな人には向かない
✅ こんな人におすすめ
- ファミリーキャンプで広いリビングスペースを確保したい方
- 有名ブランドの2ルームテントは予算的に厳しいが、本格的なサイズ感は欲しい方
- 北海道〜東北の夏〜秋シーズンキャンプを楽しみたいファミリー
- グランピング風の見た目を低コストで実現したい方
- 避難用・緊急時の備えとして大型シェルターを用意しておきたい方
❌ こんな人には向かない
- 徒歩・バイクで移動するキャンパー(重すぎる)
- 厳冬期・豪雪地帯での通年使用を想定している方
- レビュー実績が豊富なブランド品の安心感を求める方
- ソロキャンプや2人キャンプで使いたい方(大きすぎる)
価格・コスパの正直な評価
同等サイズ・機能のコールマンやスノーピークの2ルームテントは8万〜15万円前後が相場です。この商品は27,500円。価格差は歴然ですが、「ブランドの信頼性・サポート・長期耐久性」に何万円を出すか、という話でもあります。
個人的な評価として、「年に数回のファミリーキャンプ用途で3〜4年使えれば十分元が取れる」という観点ではコスパ最強クラスだと思います。ただし、「10年愛用する一生モノのテント」を求めている方には向きません。用途と期待値を正直に整理してから購入を判断してください。
あなたはどんなフィールドで、何人で使いたいですか?その答えによって、この商品が「買い」かどうかが変わってくると思います。
まとめ:買うべきか否か、そらふくの結論
「車でアクセスできるキャンプ場でのファミリーキャンプ用途なら、買って後悔なしの一台です。」
430cm×300cmという圧倒的な広さ、4500mmの耐水圧、そして27,500円という価格。北海道の夏〜秋キャンプシーズンに実際に使った体感として、コスパは本物だと感じました。重量とレビュー件数の少なさという不安要素はありますが、基本的な設営・撤収の手間を惜しまない方であれば、十分に実用的なテントです。
特に「初めて大型テントを買うファミリー」や「グランピング風のキャンプを低予算で試してみたい方」には自信を持っておすすめできます。迷っているなら、今が買い時かもしれません。


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