楽天1位のキャンプマット、北海道民が正直に使ってみた【FIELDOORインフレータブルマットレビュー】
こんにちは、北海道アウトドアガイドのそらふくです。今回レビューするのは、楽天市場でキャンプマット部門1位を獲得しているFIELDOOR キャンプマット(インフレータブルタイプ)です。価格は10,120円、レビュー評価は4.59と高評価。でも「楽天1位」ってだけで飛びつくのは危険。正直なところ、最初は「本当に北海道の寒さに耐えられるの?」と半信半疑でした。
結論から言うと、コスパという観点では文句なし。ただし、使う人のシーンや季節によっては「もう一声!」と感じる部分もあります。今回はその両方をしっかりお伝えします。
このマットを選んだ理由:道東キャンプで「寝れない夜」を経験したから
昨年の秋、道東・阿寒湖周辺でのテン泊でやらかしました。薄いウレタンマット1枚で寝たら、夜中に地面の冷気がじわじわと体に染み込んできて、朝4時に目が覚めてしまったんです。気温は2℃。地面からの冷えって、寝袋の保温性をほぼ無効化するほど侮れないんですよね。
キャンプ用マットには大きく3種類あります。①発泡ウレタン系のクローズドセルマット(軽いが薄い)、②空気だけ入れるエアマット(コンパクトだが断熱性が低い)、③ウレタン+空気のインフレータブルマット(重めだがクッション性・断熱性が高い)。今回のFIELDOORはこの③のタイプです。
「せっかく北海道のフィールドで使うなら、断熱性もクッション性も妥協したくない」という思いで、このFIELDOORのインフレータブルマットに白羽の矢を立てました。価格が1万円ちょっとというのも、正直背中を押してくれた理由のひとつです。
実際に使って良かった点
① バルブを開くだけで自動膨張——設営がラクすぎる
インフレータブルマットの弱点といえば「膨らませるのが面倒」ということ。でもこのFIELDOORは二重バルブの下キャップを開くだけで、内部のウレタンが勝手に空気を吸い込んで膨らんでくれます。テントを張り終わってシュラフを広げて、気がついたらマットも膨らんでいる、という感覚。夕暮れに急いでサイトを設営するときに、この「勝手に膨らむ」ストレスフリーさは本当に助かります。
② 幅145cmのワイドサイズ——大人2人でも余裕
一般的なシングルマットは幅60〜70cm程度ですが、このFIELDOORは幅145cmという圧倒的なワイドサイズ。パートナーや子どもと一緒に寝ても窮屈感ゼロ。個人的には、ゆったり大の字で寝られるのが最高でした。また、ボタンで連結できるので、2枚並べれば4人家族でも対応可能です。
③ 5cm/10cmの厚み選択——地面の凸凹を完全にシャットアウト
5cm厚でも十分な断熱性・クッション性を感じましたが、個人的に特筆したいのは高密度ウレタンの存在感。石が少し当たっているような地面でも、表面の凸凹をほぼ感じませんでした。北海道の山中では地面が均一でないことが多いので、これは地味に大きなポイントです。10cm厚を選べばほぼベッド感覚で眠れると思います。
④ 車中泊にも使える汎用性の高さ
このマット、テント泊だけでなく車中泊にも本当に向いています。SUVやミニバンのラゲッジスペースに敷くと、段差をうまく吸収してくれるんです。私は冬のアイスフィッシング遠征(道東方面)のときに車中泊で使いましたが、快適度がガラッと変わりました。防災グッズとして常備しておく使い方も納得の一品です。
正直に言うと…気になった点・デメリット
デメリット① 収納時のサイズ・重量はそれなりにある
インフレータブルマット全般の宿命ですが、空気を抜いて丸めても、収納サイズはそこそこ大きく重量も重めです。バックパックでの縦走登山に持っていくのはかなり厳しい。あくまでもオートキャンプや車中泊メインで考えるべきアイテムです。「登山でも使いたい」という方には向かないので注意してください。
デメリット② 真冬の氷点下フィールドでは断熱性に物足りなさを感じる場面も
北海道目線で正直に言います。気温0℃以上のスリーシーズンなら問題なしですが、厳冬期(氷点下10℃以下)の雪上テント泊では、地面からの冷えをわずかに感じる場面がありました。マットの断熱性能を示す「R値」が公式に明記されていない点も気になります。真冬の北海道や雪山テント泊には、このマット単体ではなく、薄いクローズドセルマットと組み合わせて2枚重ねにすることをおすすめします。
こんな人におすすめ/こんな人には向かない
- ✅ おすすめな人:オートキャンプ・ファミリーキャンプ・車中泊をメインにしている人
- ✅ おすすめな人:「設営が面倒」と感じてキャンプから遠ざかっていた初心者の人
- ✅ おすすめな人:コスパ重視で、まず1枚良いマットを揃えたい人
- ✅ おすすめな人:春〜秋のスリーシーズンキャンプが中心の人
- ❌ 向かない人:バックパック縦走や長距離トレッキングで使いたい人
- ❌ 向かない人:北海道・東北の厳冬期(氷点下10℃以下)の雪上テント泊をこれ1枚で乗り越えたい人
あなたはどんなフィールドでこのマットを使いたいですか?使うシーンによって評価がガラッと変わる一品なので、ぜひ自分のスタイルと照らし合わせてみてください。
価格・コスパの正直な評価
10,120円(送料無料)というのは、インフレータブルマットの中ではかなりリーズナブルな部類です。同等スペックの有名ブランド品(サーマレスト・ニーモなど)だと2〜3万円以上することも珍しくありません。もちろんブランド品との差はありますが、オートキャンプや車中泊用途であればFIELDOORで十分すぎるほどの快適さを提供してくれます。
楽天1位・評価4.59(37件)という数字も、実際の満足度の高さを裏付けていると思います。初めてインフレータブルマットを買う人の「入門マット」として、あるいはファミリーキャンプの「家族用マット」として、コスパ的に文句なしの選択肢です。
まとめ:買うべきか?そらふくの結論
オートキャンプ・車中泊・ファミリーキャンプメインなら、迷わず買っていいです。バルブを開くだけの自動膨張、幅145cmのゆったりサイズ、1万円ちょっとのコスパ——この3点だけで十分すぎる理由になります。
ただし、バックパックでの本格登山や厳冬期の雪上テント泊をメインにしている人は、これだけで完結させようとしない方がいいです。正直に言うと、北海道の真冬フィールドでこの1枚に全賭けするのは少し怖い。サブマットを組み合わせる前提で使うか、スリーシーズン専用と割り切るかが賢い使い方だと思います。
「買って後悔させたくない」——それがこのブログのモットーです。あなたのキャンプスタイルに合っていると感じたなら、ぜひチェックしてみてください。


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