1,430円のメスティンを北海道の山で使ってみた【正直レビュー】
こんにちは、そらふく(北海道アウトドアガイド)です。
メスティン、もう持ってますか?ここ数年でソロキャンパーや登山者の間に一気に広まった「アルミ製飯盒」ですが、最近はトランギア(trangia)の定番品以外にも手頃な選択肢が増えてきました。今回紹介するのは、国内ブランド「Gaobabu(ガオバブ)」の1.0合タイプ、税込1,430円というモデルです。
正直に言うと、最初はこの価格を見て「安かろう悪かろうじゃないの?」と思いました。でも実際に道東の山でテン泊に持ち込んで使ってみたら、予想を超えるパフォーマンスを発揮してくれた。そのあたりを今日はリアルにお伝えします。
このメスティンを選んだ理由|北海道ソロ登山での「軽量化」問題
北海道の山、特に道東エリアのテン泊縦走では荷物の軽量化が命取りになるくらい重要です。夏でも稜線上は気温が一桁になることがあるし、突然の雨や強風で体力を奪われる。だからこそ調理道具は「軽くて・シンプルで・確実に使えるもの」が鉄則。
以前はトランギアのメスティンを使っていたのですが、ソロ登山では1.8合タイプはちょっとオーバースペック。荷物を極力削りたいときに「1.0合専用の小さいやつがあれば…」とずっと思っていたんです。そこで見つけたのがこのGaobabuメスティン1.0合タイプ。外寸80mm×150mm×50mm、重量わずか122gというスペックを見て即購入しました。
実際に使って良かった点【3つ正直に話します】
① バリ取り不要で即使えた
メスティンを買ったことがある方なら「バリ取り」という作業をご存知ですよね。アルミの切断面に出る鋭いバリ(ざらつき・返り)をヤスリで削る作業で、これが地味に面倒くさい。このGaobabuメスティンは購入時点でバリ取りが済んでいるので、届いた日にそのままフィールドへ持っていけます。「今週末キャンプなのに!」というギリギリ購入派にとって、これは本当にありがたい仕様。
② 目盛りが北海道の寒い朝に超助かる
真冬の北海道でテント泊をすると、朝は手がかじかんでいて細かい作業がしにくい。計量カップで水を計る、なんて動作が意外とつらい。このメスティンには0.5合・1.0合の水量がわかる目盛りが内側に刻まれているので、直接鍋に水を入れながら確認できる。地味すぎる機能に見えて、実際に極寒フィールドで使うとこれがめちゃくちゃ便利です。個人的には「あって当然にしてほしい機能」として高評価。
③ 122gという軽さはソロ登山に最高
本体重量122g。スマホより軽いです。ザックのサイドポケットに入れても重さを感じないレベル。夏の大雪山系のテン泊縦走でも、冬の低山ハイクでも「荷物になっているな」という感覚がゼロでした。アルミ素材なので熱伝導も良く、少ない燃料でしっかりご飯が炊けるのも登山者には嬉しいポイント。
④ 1.5合タイプとスタッキングできる
同ブランドの1.5合タイプとぴったり重ねて収納できます(スタッキング対応)。「ソロのときは1.0合、2人以上のときは1.5合も持つ」という使い分けができる。セット購入で2,640円という選択肢もあり、これはコスパ的にアリだと思います。
正直に言うと…気になった点・デメリット
⚠️ フタのフィット感がやや緩め
使っていて気になったのはフタのはまり具合。トランギア純正品と比べるとフタがほんの少し緩く感じる場面があります。炊飯中にフタの上にマグカップなど重しを置く「メスティン自動炊飯」をやる場合、フタが浮きやすいことがあるので注意が必要です。実際に道東のテン泊で試したとき、風が少しある状況でフタがパカっと浮いてしまい、少し焦りました(笑)。小石や別のギアを重しにすることで解決できましたが、純正品と同じ感覚で使おうとすると戸惑うかもしれません。
⚠️ レビュー数がまだ少ない
執筆時点でレビュー数が2件と少ないため、長期使用での耐久性については未知数な部分があります。アルミ製品全般に言えることですが、ガシガシ使い続けたときの変形や傷つきがどの程度かはもう少し使い込んでみないとわかりません。これは正直ベースで書いておきます。
こんな人におすすめ/こんな人には向かない
✅ こんな人におすすめ
- ソロキャンプ・ソロ登山デビューを考えている人(初めての1台に最適な価格帯)
- 荷物を極力軽くしたい登山者(122gの軽さは本物)
- メスティン調理に初挑戦したい人(バリ取り不要・目盛り付きで初心者フレンドリー)
- 1,500円以下でコスパよく揃えたいキャンパー
❌ こんな人には向かない
- 精度や質感にこだわるギアマニア(純正トランギアの精度感には及ばない)
- 複数人分を一度に炊きたい人(1.0合専用なのでファミリーには向かない)
- フタ密閉性を重視した料理レシピを多用する人
価格・コスパの正直な評価
1,430円というのはメスティン市場の中でも最安値圏です。トランギア純正(1.8合)が3,000〜4,000円程度することを考えると、半額以下でほぼ同等の炊飯体験ができるのはコスパ的に素直に優秀と言えます。
個人的には「サブ機として持っておく」「最初の1台として試す」という用途なら間違いなくコスパ最強の選択肢の一つ。ガシガシ酷使するメインギアとしては、もう少し使い込んで耐久性を見極めてから判断したいところです。
まとめ|買うべきか?北海道民の正直な結論
結論をはっきり言います。ソロキャンプ・ソロ登山用のメスティンを探しているなら、このGaobabuメスティン1.0合タイプは買って後悔しない選択です。
バリ取り不要・目盛り付き・122gの軽さ・1,430円という価格。北海道の寒い朝でもサッと使える実用性は、実際にフィールドで使ってみて証明済みです。フタの緩さはあるものの、重しを1つ乗せるだけで対処できるので、致命的なデメリットではありません。
あなたはどんなフィールドでメスティンを使いたいですか?北海道の大自然でも、近所のキャンプ場でも、このメスティン1台があれば「ちゃんとした山ごはん」が楽しめます。ぜひ試してみてください。


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