アマノフーズ「旨辛チゲスープ」を北海道のテン泊で使ってみた【正直レビュー】
こんにちは、北海道アウトドアガイドのそらふくです。
突然ですが、フリーズドライのスープって「非常食的なやつ」「緊急時のお守り」というイメージ、ありませんか? 正直、自分もずっとそう思ってました。でも先シーズン、道東の山でテント泊をしたとき、このアマノフーズの「Theうまみ ごはんがうまい! 旨辛チゲスープ」を試してから、その認識が完全に変わりました。
今回はキャンプ・登山用のフリーズドライスープとして、また非常食・備蓄食としての両面から、良い点も気になる点も正直にレビューしていきます。
この商品を選んだ理由・北海道フィールドでの使用背景
きっかけは去年の11月、知床半島近くの山でのテン泊です。気温はテント内でも−5℃前後。外は吹雪に近い状態で、行動食のパンは凍って岩みたいになってました(笑)。
そんな状況でも、山で白飯は炊きたい派の自分。でも汁物を一から作る余裕はない。そこでザックに忍ばせていたのが、このアマノフーズのチゲスープです。お湯を注ぐだけ、1〜2分待つだけ。北海道の冬山という極限環境でも、手間なく本格的な汁物が作れるというのが最大の選択理由でした。
さらに10食入りで1,296円(約130円/食)というコスパも大きな決め手。山の食料計画って、重量・カロリー・コストの三角関係で悩むんですよね。これはその三拍子を全部クリアしてくれる存在でした。
実際に使って良かった点(4つ)
① 「本格チゲ」の旨みが本物レベル
いや、これ本当に驚きました。フリーズドライ特有の「薄い・粉っぽい」感がほとんどない。濃いめのダシと唐辛子・にんにく系の香辛料がしっかり効いていて、白いご飯との相性が抜群です。−5℃の夜に飲んだら、胃の底からじんわり温まりました。辛さも「辛い!」という刺激ではなく、旨みの延長として辛みが効いている感じ。体が芯から温まる、まさに冬山向きの味です。
② お湯だけ・1〜2分で完成。ガスの節約にもなる
北海道の冬キャンプ・雪山テン泊では、ガスバーナーの出力が下がります(イソブタンガスでも−10℃以下だとかなり弱くなる)。そんな状況でも、このスープはお湯を注ぐだけでOK。煮込む時間がいらないので、貴重なガスを節約できます。これ、冬山やってる人には刺さるポイントじゃないでしょうか。
③ 軽量・コンパクトで荷物に優しい
フリーズドライの強みはやっぱりここ。水分が飛んでいるので驚くほど軽く、パッケージもペタンコです。ザックのサイドポケットやヒップベルトのポーチにも余裕で入る。テン泊縦走でグラム単位で荷物を削っている方でも、ためらわず入れられる重さです。
④ 非常食・備蓄用としても安心のロングライフ
フリーズドライなので保存期間が長く、防災備蓄や車中泊の緊急食としても優秀です。北海道は冬に大雪で数日間孤立することもゼロじゃない。「おいしい非常食」として10食まとめ買いしておくのは、北海道民として正直アリだと思います。
正直に言うと…気になった点・デメリット
① お湯の量・温度管理がシビアになる冬場
フリーズドライ全般に言えることですが、注ぐお湯の温度が低いと戻りが悪くなります。夏ならほぼ問題ないんですが、−10℃以下の冬山テン泊では、沸かしたお湯がカップに注ぐ間にすぐ冷める。シェラカップよりもスープカップや断熱カップで作ることを強くおすすめします。「お湯注いで1分待ったら冷たいスープになってた」は冬山あるあるです(笑)。
② ご飯のおともスープとして設計されているので、単体では物足りない人も
商品名にも「ごはんがうまい!」とある通り、このスープは白飯のおともとして設計されています。スープ単体でお腹を満たしたいという用途には向いていません。登山やキャンプで使うなら、アルファ米やパックご飯とセットで持っていくのがベストです。スープだけ持っていってご飯を忘れると「なんか物足りない…」となります(体験談)。
こんな人におすすめ/こんな人には向かない
✅ こんな人におすすめ
- 冬キャンプ・雪山テン泊で体を温めるスープを探している人
- 荷物の軽量化にこだわるバックパッカー・登山者
- 「フリーズドライは味が薄い」と思い込んでいる人(ぜひ試してほしい)
- 自宅の防災備蓄を「おいしいもの」で揃えたい人
- 辛いものが好き・韓国料理系の味が好きな人
❌ こんな人には向かない
- 辛いものが全く苦手な人(旨辛なので、辛み成分はしっかりあります)
- スープ単体でお腹を満たしたい人(あくまで”おとも”スープです)
- 熱湯を確保しにくい環境で使う人(冬山は断熱容器必須)
価格・コスパの正直な評価
10食入りで1,296円(約130円/食)。これは正直かなり優秀なコスパだと思います。コンビニで豚汁1杯買うより安い。コンビニのインスタントスープ(カップ型)と同じくらいの価格で、フリーズドライの保存性と軽量性がついてくると考えると、アウトドア用・防災用どちらとしてもコスパ最強レベルです。
あなたはどんなフィールドや場面でこのスープを使いたいですか? 冬の登山?ファミリーキャンプ?それとも自宅の備蓄用?用途によって「10食まとめ買い」は間違いなく正解です。
まとめ:買うべきか?そらふくの結論
結論:冬アウトドアをやる人・防災備蓄を充実させたい人は、迷わず買っていい。
フリーズドライスープへの偏見を完全に覆してくれた一品です。−5℃の道東の山の中で飲んだあの旨辛チゲの味は、いまでもはっきり覚えています。130円でその体験が買えると思ったら、コスパ最強と言わずして何と言う。
ただし、冬山で使うなら断熱カップの準備を忘れずに。そして、白飯とセットで持っていくのが鉄則です。この2点さえ押さえれば、あとは後悔なし。アウトドアにもインドアにも使える、オールラウンドなフリーズドライスープとして自信を持っておすすめできます。


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