ユニフレーム スキレット7インチ(661024)正直レビュー|北海道ソロキャンで本領発揮した鉄フライパン
こんにちは、そらふくです。北海道でアウトドアをやっていると、「道具の質」がダイレクトに料理の出来栄えと快適さに響いてくることを痛感します。特に気温がマイナスに突入する秋冬テン泊では、温かくて美味しいご飯が心の支えになるんですよね。
今回レビューするのは、ユニフレーム スキレット7インチ(型番:661024)。価格は5,940円。燕三条製の黒皮鉄板スキレットです。「スキレットって手入れが大変そう」「鋳鉄は重いしヒビが入る」と思っている方、ちょっと待ってください。このスキレット、ちょっと違います。
良いことばかり書くのは私のスタイルじゃないので、気になった点もしっかり書きます。ぜひ最後まで読んでみてください。
このスキレットを選んだ理由と背景
もともと私はテフロン系のクッカーを愛用していました。軽いし、洗いやすいし、アウトドアには向いてると思っていたんです。でも毎年のように買い替えが発生して、コスパ的にも環境的にも「このままでいいのか」と感じていました。
そんなとき、道東・阿寒湖周辺でのソロキャンで一緒になったベテランキャンパーの方が使っていたのがスキレット。焚き火にそのまま突っ込んで、バターをひいてステーキを焼く姿がめちゃくちゃかっこよかった。食べさせてもらったら、それがまた美味いんです。表面はカリッ、中はジューシー。テフロンじゃ出せない仕上がりでした。
それからスキレットを本格的に調べ始め、「鋳鉄は重くて割れる可能性がある」というデメリットが北海道の雪山フィールドでは致命的だと気づきました。急激な温度変化——たとえば焚き火から雪の上に置いてしまったとき——に割れるリスクがあるんです。そこで目に留まったのが、圧延加工の黒皮鉄板を使ったこのユニフレームのスキレット。鋳鉄ではなく一枚の鉄板を成形しているので、割れにくい。北海道のフィールドにはこっちの方が合ってると判断して購入しました。
実際に使って良かった点
① 黒皮鉄板だから洗剤で洗える、手入れがラク
スキレットといえば「洗剤厳禁・シーズニング必須」というイメージがありますよね。でもこの黒皮鉄板スキレットは、酸化皮膜が表面を覆っているため食器用洗剤で洗えます。キャンプから帰ってきて疲れているときに、いつも通りサッと洗えるのは本当にありがたい。最初だけ透明シリコーン塗装を焼き切る「空焼き→油ならし」の作業が必要ですが、それさえ終われば管理はとても楽です。
② 熱の入り方が違う、料理のクオリティが上がった
個人的に一番感動したのがここです。鉄の高い熱伝導率のおかげで、食材への火の入り方が均一かつ力強い。特にステーキや餃子、ソーセージなど「表面をしっかり焼きたい料理」での実力は圧倒的。テン泊の朝に焼いた目玉焼きと厚切りベーコンは、もはやキャンプ飯のレベルを超えていました。北海道産の食材と組み合わせると、それはもう最高です。
③ 蓋付きで蒸し焼きも可能、1台で幅広い調理に対応
蓋が付いているので蒸し焼きや煮込みもできます。ソロキャンプで荷物を減らしたいとき、このスキレット1つでフライパン・蒸し鍋・グリルパンの役割をこなしてくれるのは大きなメリット。道具を絞りたいミニマムスタイルのキャンパーに刺さるポイントだと思います。
④ ガス・炭火・IH対応で家でも使える汎用性
キャンプ用品あるある「家では使えない問題」がこのスキレットにはありません。ガス・炭火・IH(電磁調理器)に対応しているので、キャンプから帰っても普段の食卓で活躍します。ただしIHはご使用の機種によって非対応の場合があるので、事前に確認しておくと安心です。
正直に言うと…気になった点・デメリット
① 初回の「空焼き・油ならし」の手間は覚悟して
使い始める前に、透明シリコーン塗装を焼き切る「空焼き」が必須です。コンロに乗せて煙が出なくなるまで火にかけ、その後油をひいて野菜くずを炒める「油ならし(シーズニング)」を行います。IHではこの作業ができないケースもあるので注意。慣れれば大したことではないのですが、「届いてすぐ使える」と思っていると面倒に感じるかもしれません。初めてスキレットを使う方は、この工程をキャンプ前日に自宅でやっておくことを強くおすすめします。
② 重量があるので超軽量スタイルには不向き
鉄製なのである程度の重量があります。私の場合、厳冬期の雪山登山に持っていくには少し重く感じました。徒歩でのロングトレイルや、荷物を極限まで削るULスタイルのキャンパーには正直向きません。車やバイクでのキャンプ、またはベースキャンプでのテン泊なら問題なく使えます。
こんな人におすすめ / こんな人には向かない
おすすめしたい人
- ソロキャンプで本格料理を楽しみたい人
- キャンプ道具をなるべく長く使いたい人(鉄製品は手入れ次第で一生モノになる)
- テフロンの買い替えサイクルに疲れた人
- 家でも普段使いしたい人
- 北海道・寒冷地で急激な温度変化が心配で、鋳鉄スキレットに踏み出せなかった人
向かない人
- 荷物を極力軽くしたいULハイカー・テント泊登山者
- 手入れが面倒で道具に時間をかけたくない人
- IH専用の家庭で使いたい人(機種によっては非対応の場合あり)
あなたはどんなフィールドでこのスキレットを使いたいですか?車移動のオートキャンプ派か、バックパックで山に入るスタイルか、によって評価がかなり変わってくると思います。
価格・コスパの正直な評価
税込5,940円という価格。スキレットの世界では決して高くはなく、むしろミドルレンジといった位置づけです。ロッジの鋳鉄スキレットと比べると、軽量・割れにくい・洗剤OK という三拍子がそろって同等かそれ以下の価格帯。さらに燕三条製という国内品質が保証されている安心感は、個人的に大きな加点ポイントです。
鉄製品は正しく使えば5年・10年と現役で使えます。テフロンを毎年〜2年に1度買い替えることを考えれば、長期的なコスパは鉄製品に軍配が上がります。初期投資としての6,000円弱は、十分に見合った価格だと感じています。
まとめ:買うべきか否かの私の結論
ソロキャンプを本気で楽しみたい人なら、買って後悔なしの一品です。
特に「スキレットは鋳鉄で重くて割れる」というイメージで躊躇していた方には、このユニフレームの黒皮鉄板スキレットは理想的な入門モデルだと思います。北海道のキャンプフィールドで急激な温度変化にさらされる環境でも安心して使えるし、黒皮鉄板の洗いやすさはズボラな私にもピッタリでした。
一方で、山岳テント泊や荷物を絞るULスタイルには不向きなので、そちらが主戦場の方には別の選択肢を探すことをおすすめします。使い方と目的をしっかり考えて選んでください。
このスキレットで焼く、北海道産のラム肉や新鮮な鮭のムニエル……想像するだけでよだれが出てきます。フィールドで美味しいご飯を食べたいなら、ぜひ一度試してみてください。


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