780円のリュックカバーを北海道登山で使い倒した正直レビュー【そらふく検証】
「またか…」と思ったのは、大雪山系のトレイルを歩いていたときのこと。朝は快晴だったのに、稜線に出た瞬間にガスが巻いて横殴りの雨。北海道の山はほんとうに天気が変わりやすくて、何年やっていても毎回ヒヤっとさせられます。
そんなフィールドで愛用しているのが、今回紹介する防水リュックカバー(ザックカバー)です。価格はなんと780円。「さすがに安すぎない?」と正直最初は疑ってました。でも実際に使ってみたら、想像以上に使えるアイテムだったので今回レビューします。
なぜこのリュックカバーを選んだのか
もともとメーカー純正のザックカバーを使っていたんですが、どこかに落としてしまって…。テン泊装備を丸ごと濡らすわけにいかないので、急遽代替品を探していたときに見つけたのがこれです。
北海道のアウトドアシーンでは、登山だけでなく自転車での移動・釣り場への移動・防災リュックのカバーとしても使えるものが理想。しかもコンパクトに持ち運べないと困る。そういう条件でリサーチしていて、この商品に行き着きました。レビュー数は24件と少なめですが、評価4.38というのが気になってポチりました。
実際に使って良かった点
① とにかく軽くてコンパクト
Mサイズでわずか50g。これ、ほんとうに驚きました。手のひらに乗るサイズに折りたたんで、ザックのサイドポケットにスポッと入ります。「一応持っておく」系のギアとして最高の軽さ。重量を気にするテン泊勢にも全然許容範囲です。
② 装着がとにかく簡単・ずれにくい
内側が伸縮ゴム素材になっているので、ザックにかぶせてゴムを引っ張るだけ。30秒もあれば装着完了です。これ、雨が降り始めてあわてているときにすごく助かる。以前使っていた安物カバーはすぐにずり上がってきて、ボトム部分がずぶ濡れになったことがあったんですが、このカバーはしっかり密着してくれます。
③ 夜間・薄暗い林道での反射材が地味に優秀
ライトが当たると反射するラインが入っています。北海道の秋〜冬は日没が早く、下山が薄暗くなることも多い。そういう場面で後続のハイカーや林道を走る車から視認されやすくなるのは安全面でかなりありがたいです。自転車通勤・通学での使用にも◎。地味な機能ですが、個人的にはこれが一番「買ってよかった」と思えたポイントです。
④ ランドセルにも使えるマルチさ
子どもがいる家庭にもおすすめできるポイント。登山用途だけでなくランドセルカバーとしても使える設計なので、一家に2〜3個買っておいても全然惜しくない価格帯です。防災リュックのカバーとしても優秀。
正直に言うと…気になった点・デメリット
⚠️ 完全防水ではなく「撥水」レベルの性能
これは正直に書かせてください。激しい横殴りの雨や長時間の豪雨には限界があります。北海道の山で経験した強風を伴う雨の中で2時間以上使ったところ、ザックの上部からわずかに水が染みてきました。「防水カバー」という名前ですが、正確には高撥水加工のカバーと理解しておく方が正確です。行動中の短〜中時間の雨なら十分ですが、長時間の悪天候や沢沿いの激しい飛沫が想定されるシーンでは、より高機能なカバーの方が安心かもしれません。
⚠️ サイズ展開が少なめ
MとLの2サイズ展開で、Mが30〜40L、Lが45〜55L対応。個人的に使っている25Lのデイパックには少しブカブカ感がありました。小容量のザックには合わせにくい場合があるので、購入前にザックの容量とサイズ表をしっかり確認するのをおすすめします。
こんな人におすすめ / こんな人には向かない
✅ こんな人におすすめ
- 日帰り登山・ハイキング・トレッキングをよくする人
- 雨天時の自転車通勤・通学をする人
- 子どものランドセル用カバーを探している人
- 「まずは試してみたい」という登山初心者の方
- 防災グッズとしてリュックに一枚忍ばせておきたい人
- 軽量化にこだわるバックパッカー
❌ こんな人には向かない
- 数時間以上の豪雨・悪天候での縦走登山を想定している人
- 25L以下の小型ザックに使いたい人
- ゴアテックス素材など完全防水を求める人
あなたはどんなフィールドで使いたいですか?使用シーンによって「これで十分」にも「物足りない」にもなる商品です。自分のスタイルに合っているかどうか確認してから購入するのがベストです。
価格・コスパの正直な評価
780円というのは、正直コスパ最強クラスだと思います。1000円以下でここまでの機能が揃っているのはなかなかない。純正ザックカバーが2000〜4000円することを考えると、サブ用・予備用として買い置きしておくのに最適な価格帯です。
ただし「完全防水の登山専用カバー」として期待して買うと裏切られる可能性があります。「日常使いのプラスα」として割り切って使うなら、間違いなく買って後悔なしの一品です。個人的には2枚買っておいて、1枚を登山用ザックに、もう1枚を防災リュックに常備しています。
まとめ:買うべきか?そらふくの結論
日帰り登山・ハイキング・通勤通学・防災用途なら、迷わず買いです。
780円という価格で、軽量・コンパクト・反射材付き・ランドセル対応というスペックは十分すぎるほど。北海道の山で実際に使った上での正直な評価として「日常的な雨対策としては合格点」と言えます。縦走や悪天候が予想される本格登山には、より防水性能の高い専用カバーをメインに据えつつ、こちらを予備として携帯するという使い方もアリだと思います。
「とりあえずカバンに一枚入れておきたい」という人には、見つけたら即買いレベルのコスパ最強アイテムです。


コメント